畳・障子・ふすまの張り替え等、和室のリフォームもお任せください!
畳は日本の伝統的な床材であり、和室の雰囲気を作り出す上で欠かせない存在ですね。しかし、長年使用していると、畳の表面が傷んだり、へこみができたりと、様々な問題が生じてきます。また、現代のライフスタイルに合わせて、畳の色や素材にもバリエーションが増えてきました。
そこで、この記事では、畳の種類や選び方、当店イチオシのモダン畳など、畳に関する様々な情報をお届けします。畳の状態が気になる方、新しい畳に張り替えたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ご自宅の畳、こんなお悩みはありませんか?
- 畳が傷んでしまったから新しくしたい
- フローリングから寝転べる畳にしたい
- 歩くと畳がフカフカしている
- 畳の和室もおしゃれなモダン畳の部屋にしたい
畳の張り替えリフォームの参考相場は、8,000円~20,000円/畳1枚となっておりますが、これからご紹介する通り、さまざまな種類の畳がありますので、是非当店にお気軽にお見積りをご依頼ください。
畳の種類
縁あり畳
一般的な縁のある畳です。畳縁は素材だけでなく色や柄も様々ですので、お好みに合うものをお選びいただけます。
縁なし畳
琉球畳・琉球風畳などの縁がない畳です。すっきりとおしゃれに仕上がるため、人気があります。
カラー畳
縁なし畳を基本にして、様々な色の種類があります。モダン畳などとも呼ばれ、和室をおしゃれに演出できます。
ユニット畳
フローリングの上などに敷き詰められるタイプで、通販サイトで購入してご自身で敷くことができます。
当店イチオシのモダン畳
和モダンなテイストに
シルバーやグレーなど、ダークな落ち着いた色合いのモダンテイストに。
ナチュラルな和室に
暖かい色味を合わせると、お部屋が暖かい印象に変わります。
明るく爽やかな和室に
明るめの配色で優しいイメージの和室になります。
畳の選び方
畳には様々な種類がありますが、ここでは一般的な畳のご説明をします。昔ながらの品質の畳にこだわるか、お手入れのしやすさにこだわるか、はたまたデザインにこだわるか、お客様のご希望に応じて、豊富なラインナップからご提案いたします。
畳表(たたみおもて)について
畳表で人気があるのは、やはりい草の香りがする畳です。国産と中国産があり、国産のほうが、より耐久性や風合いに優れています。価格面では、中国産がオススメです。また、建材表(ポリプロピレンを原料として、イグサ風に仕上げた畳表)は水を吸わないため、お手入れが簡単ですし、和紙表(和紙を原料として、イグサ風に仕上げた畳表)などもあります。
経糸(たていと)
「経糸」と呼ばれるい草を織り込む際の糸の材質によっても、特徴が異なります。麻糸、綿糸が多く、2本織り込むことで、より厚みがでて高級感が出ます。麻のほうが、強度も高く、麻を2本使用した麻麻糸は最高級品です。せっかく畳を変えるなら、経糸にもこだわってみませんか?
麻麻表
綿麻表
織り方
- 引目織り
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畳表の代表的な織り方。
- メセキ織り
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引目の半分の目幅で、細かく織られています。主に縁無し表として使用されますが、縁付きでも使用可能です。
- 市松織り
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い草の白根部と先端の緑の部を交互にして市松柄を出します。
引目織り
メセキ織り
市松織り
市松織り
畳縁(たたみべり)について
縁あり畳は、畳の縁も様々な素材、デザインから選ぶことができます。
縁なし畳は、縁をつけないことで部屋の雰囲気に変化を持たせることができます。比較的半畳で作られることが多く、2色を用いて交互に敷く、市松敷きにするなど、様々なイメージを演出することができます。
下記は一例です。お打ち合わせの際、カタログをお持ちしてお選びいただけます。
- 小菊
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昔ながらの文様の一つです。高度に意匠化された菊が、折り目正しい印象です。
- 升菊(ますぎく)
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気持ちよく区切られた升の中に、可愛らしい菊花があしらわれ、より可憐な風情の文様です。
- 綸子柄(りんずがら)
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江戸では紗綾形(さやがた)、京では綸子と呼ばれ、古風ななかにもモダンな雰囲気です。
- 重菱
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伝統的な菱形文様をアレンジ。どこか懐かしく、優しい雰囲気の畳縁です。
小菊
升菊
綸子柄
重菱
- 松葉色
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畳縁の色として人気の緑。畳表の素朴な雰囲気を活かしつつ、爽やかに仕上がります。
- 亜麻色
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茶系統や淡い色の畳縁は、縁が主張せず、やさしい雰囲気の部屋に仕上がります。
- 紫紺色
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雅な紫色。濃い色の畳縁は、部屋全体を引き締める為、大きな部屋におすすめです。
- 藍鉄色
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青系統の畳縁は、部屋が清潔でスタイリッシュな印象に仕上がります。
松葉色
亜麻色
紫紺色
藍鉄色
畳床(たたみどこ)について
藁床(ワラ床)
藁床はお部屋の調湿効果があります。また、藁同士に空気の層があるため、天然の高い保温効果が、自然素材ならではの快適さをもたらしてくれます。また、建材床と比較しても弾力性に優れ、耐久性も高いのが特徴です。
建材床
細かな木材を圧縮したインシュレンボードと、ポリスチレンフォームを使った建材床は、何といっても価格が安く、軽量です。ダニの発生率が低いこともメリットですが、耐久性は藁床に劣ります。
藁サンド
藁と藁の間に、ポリスチレンフォームを挟んでいるので、藁の感触を残しつつ、軽量で湿気にも強いという特徴があります。 価格、機能性ともに、藁床と建材床の中間ほどとお考え下さい。
畳のサイズ
五八間(江戸間)(サイズ目安:88×176㎝)
東京をはじめとする関東地方、全国各地でよく見られます。
三六間(中京間)(サイズ目安:91×182㎝)
岐阜、名古屋をはじめ中京地方、東北や沖縄の一部など、広い地域で見られます。
六一間(サイズ目安:92.5×185㎝)
岡山、広島、山口などの山陰地方でよく見られます。
本間(ほんけん・ほんま)(サイズ目安:95.5×191㎝)
京都をはじめ、関西方面でよく見られます。
畳の張り替え工事の流れ
畳の張替えをご検討の⽅は、まずはお問い合わせください。
畳の⾒本やサンプルをお持ちしますので、それを⾒ながら、素材や色などをお打合せしたのちに、お⾒積りをご提⽰致します。
畳を張り替える場合には、既存の畳を⼀度はがします。
フローリングの床を畳にする場合は、サイズが合わない場合もあるため、畳の加工も必要になります。
張替えの⼯事は畳→畳の場合は1日で終わりますし、フローリング→畳の場合は、2〜3日かかる場合もあります。(現況により前後します。)
畳を敷き詰めていきますが、隙間や、段差が出ないよう、1枚1枚調整して貼り付けていきます。
敷き終えたら、隅々の調整や、建具とのバランスを調整して完了です。
畳の張替えだけでなく、一緒に壁紙・クロスの張替え、扉や窓など普段から気になっているお悩みをこの機会に是非お聞かせください!
まとめてリフォームをすると、お得に施工できる場合もありますので、一度ご検討してみてくださいね。
詳しくはこちら→「クロス張り替え等の内装リフォームメニューについて」